[侍JAPAN/強化試合]小久保監督の時点で優勝は諦めてたけどここまで酷いとは思いませんでした(真顔)マジで何とかしないとプロ野球人気にも関わりそう…

2017年3月10日

前置き 〜前回WBCから始まったこのブログ〜

思えば、このブログを本格的に書き始めたのって2013年のWBCがきっかけでしたね。

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山本監督の采配にボヤいてるうちにパワプロ攻略を始めたみたり、次回WBCの主戦力となるであろう大谷&中田翔といった面々の応援を始めてみたりとやっているうちに次第に日ハムファンになり、プロ野球が好きになり、サンキューユッキにハマりデレマスユーザーになりと、全てのきっかけだったと思います。

ですから、本当にWBCには特別な思い入れがあるわけですね。

 

問題点 〜まさかの大敗スタート〜

しかし、今回は、大谷、中田翔、筒香、山田、柳田といった主力となるメンバーが醸成されてきての大敗スタートでした。

しかも、格下であると考えられていたメキシコ相手にです。

苦戦するとは思っていましたが、ここまで苦しむとは予想していませんでした。

とは言え、昨日の先発オーダーをみた時点で「これはヤバい」とは感じました。

(参考記事:侍ジャパン、メキシコ戦で大谷はベンチスタート

  1. 坂本(遊)
  2. 秋山(中)
  3. 山田(二)
  4. 中田(一)
  5. 筒香(左)
  6. 内川(DH)
  7. 松田(三)
  8. 鈴木(右)
  9. 大野(捕)

ぶっちゃけ、「このオーダーで勝てる気がしなかった」のです。

別に中田翔が4番で筒香が5番だから勝てないだとか、そんなちゃちなことを言ってるんじゃないんです。

「秋山、大野を除いて全員がクリーンナップ系(打点を稼ぐタイプ)」の選手だから勝てないと思ったのです。

はっきり言って采配以前の問題だと言えるでしょう。

解決策 〜日本一チームにならえ〜

今年の日ハムの日本シリーズにおける戦い方を思い出して欲しいのですが、

基本的には流れを決めた5戦目のオーダーが理想だったのだと思います。

  1. 岡(中)
  2. 西川(左)
  3. 大谷(DH)
  4. 中田(一)
  5. レアード(三)
  6. 近藤(右)
  7. 田中賢(中)
  8. 市川(捕)
  9. 中島(遊)

最大のポイントは「打点を50打点以上稼いでる野手が3番から5番に集中している」ということだと思います。まさに『クリーンナップオブクリーンナップ』と言えるでしょう。

この3〜5番が今季のクリーンナップでは最強クラスであることに異論はないと思います。まぁ、「4番がちょっと…」という意見はあるかも知れませんが、その分周り(大谷とレアード)が打ってくれるので何の問題もないでしょう。

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翔さんはチームの精神的支柱であり、数字をそこまで気にする必要はないのかなと思います。むしろ、大谷やレアード、それに若手が楽に打席に入れるのは彼のおかげであると言っても過言ではないと思います。大谷やレアードは一時的に打てなくてもそこまで言われませんが、中田翔は一人矢面に立ち続けているわけですからね。この辺は「数字ではない」部分だと思います。ですから、例え侍において中田翔が打てなかったとしても、3番や5番、あるいは6番が打って勝つならば、それは決して間違いではないのかも知れません。

そして続く6番、7番の近藤(80試合:打点28)と田中(打点53)はそれぞれ5番や3番には入れるぐらいの打撃力を持っているので、「主砲が撃ち漏らした打点を稼ぐ」もしくは「チャンスを作る・拡大する」のが役目であると言えるでしょう。本来であれば、8番にはそこそこ打撃力の期待できる大野が入るので彼もまた同じ役目であると言える思います。6番や7番にレアードが入ることも多いので、第二のクリーンナップとも言えるでしょうか。

 

他方、9番の中島卓也は打撃力と言うよりは出塁することが求められている選手です。

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中島は打率こそ低いものの粘りが持ち味であり、打つことより四球を選ぶことで相手ピッチャーに心理的ダメージを与えチャンスメークすることが主任務となります。実際のところ、第5戦目でジョンソンを攻略したのは彼の功績によるところが大きく、また、第6戦目でジャクソンを潰したのも彼(穿った言い方をすれば岡への死球を引き起こしたのは彼)だと言えるでしょう。

そして、1番、2番の西川&岡は(特に西川は)強打のスピードスターということになると思います。

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どちらが1番でも良いのですが、基本的に6〜9番が塁上にいる確率が非常に高い打順であります。この4人(近藤、田中、大野、中島)は出塁率が全員3割3分を超えており、実に三分の一以上の確率で塁上に誰かいる状態で打順が巡ってきます。ですから、内野安打でもゴロアウトでもいいのでとにかく1点をもぎ取る(=ダブルプレイにはならない)のが一つの仕事となってきます。実際、西川の今季併殺数は驚異の0です。ですから、2塁or3塁一死で西川に回ってきたならかなりの確率で1点は入るということになるわけです。もちろん、9番(主に中島卓也)で回が終わることも多く、その場合はチャンスメーカーとして3割1分4厘の実力を発揮するわけですが、塁上においてもスピードスターぶりを存分に発揮します。

 

ここだけ見ても、日本ハムの第一の心臓(血液を身体に循環させる器官)は3〜5番ではなく、中島&西川のコンビであることが分かるでしょうか。また、彼らの調子が悪い時に第二の心臓として機能するのが田中や岡であることも推察できるのかなと思います。

この例で言えばクリーンナップは「」といった所でしょうか。侍JAPANを評価する上で、まずは顔であるクリーンナップやエースに注目するでしょう。しかし、実際に勝利へ繋げていくのは心臓(チャンスメーカー)や脳(キャッチャーや監督)であることを我々は理解しなければいけないのだと思います。

※さらに日本ハムの場合は、第一の心臓と第二の心臓、第一のクリーンナップと第二のクリーンナップをそれぞれ相手のピッチャーや調子、また何より大谷がいるかいないかに合わせて使い分けている感じですね。

考察 〜侍JAPANが世界一になるために〜

ここまでを一言でまとめますと「戦略なきチーム編成で勝てるものなし」といったところでしょうか。

打率が高いから、足が速いから、長打が打てるからとポジションごとに打順を割り振ったところで、役割分担がしっかりしていない状態で勝てるわけがないということです。

その一歩としてまず、侍の心臓(チャンスメーカー&得点源)を作るべきでしょう。1番や2番、或いは9番といった所を余ったメンバーに割り振るのではなく、しっかりと定着させなければいけません。

そのために、まずするべきことはいきなり国際試合で強化試合を組むのではなく、強化試合のための練習試合をするべきだったのかなと思います。

はっきり言って敵が外国とかに関係なく、今の打線では繋がりようがないでしょう。下手するとU-23の選抜メンバーにすら負けるかも知れません。そしてその敗北の中で各自がチーム内の役割を自覚し、監督もまたそれを把握することが必要なのだと思います。

「全員がクリーンナップでは勝てないし、全員がチャンスメーカーでも勝てない」でしょう。まずは、チームとしてしっかりと数(試合)をこなすこと。これが重要なのかなと思います。

その中でWBC仕様球を使っていけばいいですし、動く球対策をすれば良いのかなと思います。投手に関して言えば、捕手との連携以前に、まず捕手の構えた所に行っていませんでしたから、球とマウンドに慣れるところから始めないといけないでしょうね。

これもまた数(試合)をこなすことで解決するしかないのかなと。

 

巨人一強人気の呪縛から解き放たれた新生プロ野球が日本に本当に定着しつつある今、本当に大切な所に来ているわけで、早急に何とかしていかなければならないのかなと思います。そのためにもまず、ファンが声を上げていかないと、状況は動かないでしょう。だからこそ一人一人の力は小さくてもこうやって議論していくのが大切なのかなと、また、一プロ野球ファンとしてそうありたいなと思います。


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