[オタク雑記]自分はいつからドラマやバラエティー番組を面白いと思えなくなったのだろうか?

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序 〜昔はドラマもたくさん観ていたのになぁって〜

10数年前、熱心に見ていたドラマはいっぱいあった。

例えば、ウォーターボーイズ、ごくせん、トリック、ショムニ、GTO、金八先生などなど。

ウォーターボーイズ DVD-BOX

どれも中学生付近に観たドラマで、まだまだ完全なるオタクになる前だった。

実のところ、再放送を観ても結構面白いと思う。

 

しかし、最近やっているドラマを観ても、中々面白いと思えない。

 

単純に「最近のドラマが面白くないのだろう」と考えていたのだが、実はそうではないことに、最近気づいた。

なぜかというと、これまた単純に同年代かつ非オタクな地元の元・友人たち(今は知り合い程度)は普通にドラマにハマっていて、面白いと感じているらしいことを知ったからだった。

 

破 〜別にドラマそのものが嫌いになったわけじゃないんだなって〜

いやけれども、私だってドラマを観ないわけじゃない。

 

録画レコーダーに目を向ければ、例えば去年の「掟上今日子の備忘録」が録画されていた。

掟上今日子の備忘録(3) (KCデラックス 月刊少年マガジン)

結構、ハマっていた記憶がある…が、どう考えてもオタク向けだと思う(作者的に)。

 

また、「全4回+1回(特番)」だがかなりハマった昨年のドラマとして「ラーメン大好き小泉さん」があった。

ラーメン大好き小泉さん 4 (バンブーコミックス)

うん、まぁこれも元々作者である鳴見なるさんのファン(1話のエンディングで作者名見てびっくりしてamazonでポチったレベル)だったのでタイトルで自然と惹かれたのも納得だった。

 

で、

 

直近でハマったドラマは「重版出来」くらいだが、これもオタク向きかと言われればオタク向きだ。

重版出来! 8 (ビッグコミックス)

その時間、彼ら(元・友人たち)は裏番(表番?)の「僕のヤバイ妻」を見ていたそうだ。

(…というよりこのエントリを書いたこと自体が「僕のヤバイ妻」や「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」の話についていけなかったことに起因しているのだけれども)

あんなにハラハラドキドキできて楽しかったのに、何で観てないの?

あっち(重版出来)はオタク臭くて観てなかった(笑)」とまで言われた。

彼らにとって「漫画、アニメ、ゲーム=オタク向け」という図式は未だ根強いらしい。

上京して、IT企業に入社して、すっかり「アニメやゲーム、漫画に触れるのが当たり前」みたいな感覚になっていた自分としてはかなりカルチャーショックな出来事だった。

 

所詮は田舎者の戯言…」と切り捨てることもできたのだろうが、そこでふと考え直し「なぜ私は非オタク的なドラマを楽しめないのだろうか?」と考えた。

 

その時、「なるほどなぁ…」と思った。

私は別にドラマそのものが嫌いになったんじゃなくて、単純に今の時代の非オタクが好む内容を好きになれなくなったんだ。

ということに気がついた。

 

急 〜結局、自分が興味ある「ジャンル」しか観なくなっただけなんだなって〜

そう考えた時に、もう一つ、そう言えば「バラエティー番組」を殆ど観てないことに気づいた。

昔は、特にウリナリぐるナイなんかはよく観た記憶がある。

でも最近はお笑いなんて滅多に見ないし、有名な「アメトーーク」なんかも楽しめた記憶がない。

 

いや、でもたまに見ることはある。

それは例えば声優歌手がゲストとして出ている回や、漫画やアニメ、ゲームを扱っている時だ。

或いは、スポーツ選手スポーツそのものが扱われている時などは見ることがある。

だから、別にバラエティを全く見ないわけでは無いのだ。

 

最近では「君の名は。」を大きく扱っている番組が多いけれども、この手の情報番組やバラエティも良く見ている。

ついでに言うなら、神木隆之介君広瀬すずさんのファンを、結構前からやっている。

「いつからかな?」って考えたのだけれど、2011年の「とある飛空士への追憶」でシャルル役をやった時からだと思う。

とある飛空士への追憶 Blu-ray プレミアム・エディション

(この頃は特別上手いというわけでもなかったのだけれど、サマーウォーズの頃からさらに成長して無難にこなしていたように思う。実際、「君の名は。」では全く違和感の無いレベルまで上達していた。)

また、広瀬さんは「学校のカイダン」というドラマで神木君と共演した際に気に入ったことを覚えている。

他にも、例えば俳優の阿部寛さんは「テルマエロマエ」の映画(1作目)で好きになった。

 

これらのことを統合すると、別にドラマやバラエティ、芸能人を毛嫌いしているわけでもなく、「単純に興味を持ったか、視界に入っているかが問題なのだな」ということに気がついた。

そしてまた、なぜそれらに興味を持てないのかと言えば、「扱われている題材(ジャンル)に興味があるかないか」というだけなのだなということにも気がついた。

 

つまり、

恋愛に興味が無い→恋愛ドラマに興味が無い

出世に興味が無い→オフィス系ドラマに興味が無い

結婚に興味が無い→育児・ママ友・家庭ドラマ等に興味が無い

日本に興味が無い→大河ドラマなんて見ないし、日本大好きバラエティなんて見ない

そもそも他人に関心が無い→話題作りの為の下世話なバラエティなんて見ない

ということになるし、他方、

漫画やアニメ、ゲームが大好き→漫画家やクリエイターが主役のドラマとかだったら見ちゃうでしょ。

声優さん大好き→カラオケバトルとかに出てたら見ちゃうよね。

食には関心があります→そりゃ孤独のグルメだって見ちゃうでしょう。

自分が好きな作品に有名な芸能人が!→そら出た芸能人が主役の映画とかツタヤで借りちゃうさ!(私事ですとデレマスに元AKB48の佐藤亜美菜さんが参加されまして、それで出た作品とかCDとか…ね)

意外と海外には興味がある→Youは何しに日本へとか、つい見ちゃうよね…

とまぁこんな感じになっていくのだろうし、それが自然であろう。

 

そしてまた、昔はそうではなくて、恋愛や出世、結婚にも興味あったであろうし、日本にだって、他人にだって興味があったのだ。

けれどオタク化して行くにしたがって、自分の欲望に忠実になった、というか、自分の興味ある分野以外への欲望が徐々に減退していったのだと思う。

 

…だからまぁ、結局の所、

私(=オタク)は自分自身にまつわること身近なモノや人への興味・関心が薄い

ということなのだ。

 

結論 〜これからのメディアとオタクのあり方〜

これは私見だが、

自分より遠くのすごいモノ・コトに興味を持つ。

これが私を含めたオタク共通の特性だと思う。

※ただ、「オタク」という語自体は死語になって、別な語(例えば「中二病」とか)にとって変わってきている。

どこか、現実離れしたものを好む傾向がある、というか。

 

一般人「こんなの絶対現実じゃありえねーしw」

自分(オタク)「(キョトンとして)え?何か問題があるの?普通じゃない?」

この辺の現実との齟齬を感じなくなったらいよいよオタクなのかなと思う。

※最近はスマホゲーの流行や深夜アニメの陳腐化(別段珍しいものじゃなくなるという意)もあってこの辺の現実との齟齬が全く無い(特に)十代が増えてきたように感じる。僕らとしては良いコト…なのかな?

 

そしてそういう人は着実に増えている。

つまり、自分や周囲のことよりも、自分の関心事を優先するタイプが増えてきている。

そしてそうなるのは「いつの間にか」という答えがしっくりくるだろうか。

実際、「君はいつオタクになったの?」と問われて即答できる人はそう多く無いだろう。

 

…であれば、オタク的な若者が増えている今の時代、テレビやメディアが何をすれば良いかといえば、「より、すごくて遠いもの」を提示していくことだろう。

この役目を今現在、最も果たしているのがアニメやゲーム、漫画、或いは特撮であり、それは例えば圧倒的な映像美で魅せた「君の名は。」の新海誠さんや、「シン・ゴジラ」の庵野秀明さんだと思う。

けれども彼らのように、お金をかけなければ、時間をかけなければ、そんな凄いものは作れないかと言えば決してそうではないし、ドラマじゃできないかと言えばそうでもない。

現に、放送前に散々コケにされた「重版出来」はオタクを中心(特に作家さんたち)に、大絶賛された。一方で、非現実の代名詞とも言える「進撃の巨人」は大コケした。

つまり、重要なのはお金や時間ではなく、意欲であり、アイディアだということだ。

 

例えば、

オタク向けに作って、一般人にも受けが良い作品を作るのは難しい、というより不可能に近い。

だが逆に、一般人向けに偽装して、一般人をオタク化させるのは容易い。(エヴァ劇場版とかジブリがそう。大は小を兼ねるが、小は大を兼ねづらい。)

重版出来」はまさにそういう作品だった。

逆に「進撃の巨人」はどう考えても一般人向けに作るのが難しい(偽装しづらい)内容だったし、無理に偽装しようとした結果、オタクや若者、ファンにもそっぽを向かれてしまった。この辺はまさに適材適所ではあるが、単にキャスティングの問題な気はする。また、オタク向け一点突破すると、けいおん!やまどマギ、ガルパンのように一般人をも魅了するコトもあるのだからほんとに難しい。

 

であれば、我々オタクも、もっと一般人に擬態するべきなのだと思う。

一見一般人であるかのように振る舞い、さりげなくゲームやアニメを布教する。

そんなオタクでありたいと、私は思う。


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