[ライトノベル/感想] 「妹さえいればいい」の2巻と3巻などを一気に読んだので感想を書きたいと思います(ついでに禁書と冴えカノも)

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はじめに

前回のエントリーを書いてから半年以上経ちました。3巻が出てたのに気づいたのが一昨日だったのですが、2巻も出てたんですね…全く知らんかった。

でまぁ、久々に一日中積んでいたラノベ(+一昨日買ったラノベ)を読んでいたのですが、いやぁ「やっぱラノベって良いなぁ…」って思いました。

私は仕事柄、基本的にはエンタメ小説や純文学、或いは工学書を中心に読むのですが、やっぱりこう「面白くは無い」んですよね。勉強や教養の為に読んでいる感じ、とでも言えば良いのでしょうか。別に読みたくて読んでいるんじゃ無くて、話題作りや仕事のために読んでいる感じです。

まー、基本はそれで良いんですけど、時には御都合主義上等な作品も読んでみたいなって。

でも最近はそんな定番が俺ガイルの躍進もあってか、そんな風潮が若干崩されている感があって、それで良いのかなーって思ったりもしたり、そんな1日でしたね。…作者の平坂さんがちょいちょい俺ガイルに触れているのが面白かったけど(笑)

(ちなみにこの「妹さえいればいい」の他「冴えない彼女の育てかた9巻」「新訳とある魔術の禁書目録 14巻」などを読みました)

「妹さえいればいい」はそんなラノベを産み出す人たちの「リアルなようで全然リアルでない」そんな日常が延々と描かれている。そんな作品。だがそれがいい。

 

概要(若干ネタバレあり)

<2巻>

主人公の伊月と親友の春斗がラノベ界の闇に斬りこむ!

…みたいな話です。

伊月がヒロインたち(天才ラノベ作家な後輩・那由多、リア充女子大生・京、完璧超人な弟「千尋」など)との交流を経て何とか締め切りを何度も破りながらも新刊を出すまでが描かれます。多分にオムニバスな感じですね。

他方、自身の作品のアニメ化を控えた春斗は期待と不安を抱えていて、、、

<3巻>

伊月と春斗、那由多と京を中心に、複雑な人間模様が描かれます。

「伊月は那由多が好きで、那由多は伊月が好き。」

この絶対的な事実を前提に彼らの人間関係は大きく変わろうとしていて、、、

 

書評

まず2巻についてですが、平坂読さんの経験が存分に発揮された巻だったと思います。

妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫)

特に終盤のアニメ化の話。

「この業界に頑張ってない奴などいない。(中略)それなのにどうして、上手く行かないことがあるのだろう」

というこの執念(或いは怨念)とさえ思える台詞は「平坂さん、例のアニメのデキに納得してなかったんだろうなぁ…」と察するに十分なものがありました。

そして、そんな春斗を救った「あの涙」。

「あ、これ惚れたわ」。

と、あのカットを見た瞬間瞬時に理解できてしまいましたね(てか、あれで惚れない奴いるのかってレベル)。

主人公の伊月は伊月で良い奴かつすごい奴なんだけど、ライバルかつ親友の春斗もまた良い奴でピュアな奴なので嫌いになれないんですよね。ちょっと応援したくもあり、やっぱり彼女の気持ちを考えると応援はできないのかなと思ったり、すごく切なくなる巻でしたね。(3巻はもっとなんだけど…)

あ、那由多と京の絡みはサービスシーン以外の何物でもなかったです。本当にありがとうございました。(土下座)

amazon評価で星5つ。

 

次に3巻ですが、

妹さえいればいい。3 (ガガガ文庫)

これまで触れられてこなかった伊月の気持ちや過去、「弟」の千尋との関係といったが明らかになってきて、また、2巻の流れからの伊月と春斗、那由多と京の友情関係(特に後者はちょっと危ないレベルになってきた感があるけど)と恋愛関係が綿密に描かれた神巻だったかなと思います。

特に京がねー、伊月からのメールで勘違い(しない方がおかしいけど)して、あと那由多からの誕生日プレゼントで悶える様とか最高でした。(ゲス顔)

あと那由多は言わずもがな可愛い。エキセントリック系キャラは苦手なんですけど那由多は別だなぁ。一途すぎる。

他。アシュリーさん結構年いってたんっすね(汗)びっくりだー。

amazon評価で星5つ。

おまけな書評

冴えない彼女の育てかた 9巻

<あらすじ>
前回、越してきた「波島兄妹」が人間関係を散々引っ掻き回した結果、(主に兄の伊織と)メインヒロインかつメンバーの精神的支柱である「加藤恵」との関係が悪化、また、今や神絵師となった「英梨々」とも加藤は絶縁状態のままだった。

このままではサークルがクラッシュしてしまうっ!!

そんなわけで人間関係を改善するべく奮闘するのだが、全く上手く行かない。しかし、助けは思わぬ所からやってきて…?

<書評>

解決方法が実に「らしい」なぁと思いました。

直近だと「妹さえいればいい」もそうだし、ちょっと昔でいうと「文学少女」もそうでしたけど、やはりというか、理想の創作は「実体験を書く」ことにあるのかなって思います。…僕らも実体験できれば良いんですけどねぇ…僕らオタクの場合それが難しかったりするので(苦笑)

amazon評価で星5つ。

新訳とある魔術の禁書目録 14巻

<あらすじ>
「魔神ネフティス」が当麻の家に助けを求めにやってきた。
何でも当麻と同じくイレギュラーな右手を持った能力者にやられたという。
彼の狙いは魔神らしいのでミニサイズになった「元魔神・オティヌス」も危ないらしい。

しかし、彼にとっての現在の興味は昼間にあった隕石の落下騒ぎで部屋の窓が(冬だというのに)割れている上、冷蔵庫の食材も無いことであり、早急に鍋の材料を買い込みに行く必要があった。しかしお約束というか、オティヌスとの楽しい買い物デートの終わりに「件の少年」が突如現れ、「魔神ネフティス」を引き渡せという。

そんな時、突如「黒」と「赤」の激突に巻き込まれ…しかもその片割れは当麻にとって非常に馴染み深い金髪の少女であった。

<書評>

そいや、オティヌスって「このラノ」の女性キャラクター部門で「9位」でしたね。去年よりかは下がるかと思っていたんだけど(縮んじゃったし、活躍減ったからねー)十分健闘してるかなって思いますね。むしろ食峰が来年どれだけオティヌスに近づけるかっていう勝負かなって。…たぶん、本編というよりかは、漫画版でどうなるかなんだろうけどね。

とりあえず今回は美琴らの活躍もなく(何せ主に「深夜かつ一晩のできごと」ですしね)、ひたすらオティヌスとインデックス(すごく珍しい)が出ずっぱりでした。

扱いとしては「重要な閑話」といったところなのでしょうか。

「とある姉妹の個人的な事情「と「件の少年の私怨」に巻き込まれるだけの話ではあるのですが、その裏には科学サイド(アレイスター)の暗躍もあったりして、それなりに重要な巻ではあったのかなと思います。

他方、敵側の女性キャラクターの「ほぼ無意味な会話」が中盤ずっと続くので、結構読み飛ばしていました(苦笑)「さっさと次に進めよ!」と突っ込んだのも一度や二度ではなかったり。

なので、序盤と終盤だけサクッと読んで、あとは流し読みしてしまうことを推奨致します。

…あとまぁ正直なところ、登場キャラクターが少なすぎたかなって。

amazon評価で星3つぐらい。

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