[au/docomo]2013年の「夏スマホ」、ガラケー信奉者撲滅を目指して。「Xperia A」に見るキャリアの戦略。

2017年3月11日

auが夏の新モデル発表 夏商戦の鍵はスマホ初心者の取り込み

もはや、スマートフォン以外にリソースを裂く気はないっていうことなんでしょう。
※リソース:資源(ヒト、モノ、カネなど)

今回発表のあったauも、4機種しかありませんでした。docomoの11機種よりも幅はないですが、iPhoneを高いシェアで保たなければならないというノルマの中では、4機種というのは非常に効率が良いはずです。

リソースの集約と言えば良いのかな。ライトユーザというのは、売れる要素(=ヒトが求めている”買い”の条件)がてんこ盛りなら、買わない条件がなくなり、結果的に、購入へと至ります。デメリットを潰していくことが大事です。

また逆にヘビーユーザは尖った機能やスペックがあれば”とりあえず”買います。必需品としてではなく、嗜好品としてスマホを買っているからです。Xperia Zなどはその典型例でしょう。

したがって、リソースは、集約すればすればするだけ、圧倒的に多数を占めるライトユーザを取り込めるので、集客効率は高くなります(当たり前ですが)。

…既にマニアは「Xperia Z」で”魅せること”に成功しました。
あとは、その他大勢を「Xperia A」で”満足”させられれば上半期の目的は達成した、ということになるのでしょう。…さすがに、半月以下に1回機種変更する人の数は、そう多くありませんからねぇ。

…感単に言えば、ライトユーザとしては、
「スペックの高い製品を、非常に安く買えるようになった」
というわけですね。

それを象徴しているのが、docomoの「Xperia A」と「Galaxy 4S」というツートップ戦略です。

スペックや機能だけで観るなら、「Arrows NX」をこぞって買うでしょう。
しかし、現実はそうではないのです。

「イイネ!」の数を眺めてみれば、ほぼ、前述の2機種しか注目されていないことが解ります。
特に、他と比べてやや性能の劣る「Xperia A」が圧倒的な地位にいるのは意外なころかも知れません。
(参考:「イイネ!」。Xperia A:452>Galaxy S4:347>AQUOS PHONE ZETA:172>Arrows NX:159)

なぜでしょうか?

例えば、「Xperia A」は、他の機種と比べると、2〜3万は安く買える計算となっています。
さらに性能もiPhoneよりずっと良いです。(数字の上では)
しかも、中々に使い易いと、評判も上々です。

ガラケーより、「安くて、性能も良くて、さらに使い易ければ」誰でも買いますよね。
“買わない理由が無い商品”とは、このようなものを言うのだなぁ、と思い知らされました。
やるなぁ、SONY。

まぁ、今のところ、僕も「Xperia A」一択のような状態になっています。6月下旬に出る「京セラのURBANO」の価格次第では、すぐさま乗り換えようかなと考えているぐらいです。
…とは言え、12月までは二年縛りが続くので、その辺でもいいかなぁ。Xperia GXに対するXperia ALみたいなのが出てくるだろうし…。

悩むわぁ。

[補足?]

…docomo、というよりSONYかな?マーケティング、上手いですよね。

けれども、大半のユーザの意見を無視しているとも思います。
スマートフォンのユーザの多くはゲームやアプリをインストールしません。
必要性がありませんし、「何か怖い」とさえ考えているのです。(特にAndroidは)

ですから、特別に”タッチパネル”である必要性は無いのです。例えば、片手で操作できるトラックパッドやトラックボールなどでも良いはずです。(個人的には、トラックパッドだけ(つまり親指だけで)でほぼ全ての操作ができるガラケーがあれば、即、買うのですが)

ここで、携帯開発者の方々に提案なのですが、ガラケーにLTEプランを取り入れてみてはいかがでしょうか。個人的には、Android(タッチパネル式)よりも余程売れると思いますよ?(何せ、ユーザのニーズにあっていますからね)通信事業者様としても、別段、スマートフォンである必要は無く、LTEさえ使ってもらえれば問題無いはずです。

正直、スマホ用途の大半(7割)は、ブラウジングと、ネット通話(LINEなど)ですから、そこに注力したガラケーさえあれば、世界にも通用するんじゃないかな?と思うのですが。

「Xperiaの名を冠したガラケー、何それ格好良い(笑)」なんてね(^^;

(au機種)
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[Xperia UL]

CPU:1.5GHz クアッドコア
Android 4.1
ディスプレイ 5インチ
1,920 x 1,080(FHD)
RAM 2GB
ROM 16GB
バッテリ 2,300mAh
防水防塵対応
約71×135×10.5 mm
約145 g
約910分
約440時間

[HTC J ONE]

CPU:1.7GHz クアッドコア
Android 4.2
ディスプレイ 4.7インチ
1,920 x 1,080(FHD)
RAM 2GB
ROM 32GB
バッテリ 2,300mAh
防水防塵 “未”対応
約69 x 138 x 10.5 mm
約147 g
約820分
約370時間

[AQUOS PHONE SERIE]

(↑は、昨夏発売のSERIE)
CPU:1.7GHz クアッドコア
Android 4.2
ディスプレイ 4.9インチ
1,920 x 1,080(FHD)
RAM 2GB
ROM 16GB
バッテリ 3,080mAh
防水防塵 対応
約70×142×9.9mm(最厚部:11.1mm)
約155 g
未計測
未計測

[URBANO]

(↑は、昨夏発売のURBANO)
CPU:1.5GHz デュアルコア
Android 4.2
ディスプレイ 4.7インチ
1,280 x 760(HD)
RAM 2GB
ROM 16GB
バッテリ 2,700mAh
防水防塵 対応
約65×134×10.8mm
約140 g
約1,210分
約510時間

[雑感]
「Xperia UL」に関して、Androidのバージョンは、すぐアップデートかかると思いますが、CPUとROMが低め(1.5GHz/16GB)なことだけはちょい残念ですね。デザインも、ちょっと地味かなぁ。

「HTC J One」は防水・防塵であれば、一択だったでしょうにねぇ。もったいない。デザイン・性能とも、トップクラスだと思います。

「京セラのURBANO」はデュアルコアでさえなかったら「神ですか!?」と叫んでしまいそうなぐらいの神仕様。神デザイン&物理キー&小型&2700mAhというクアトロコンボ。…値段次第では、地味に、ダークホースになるんじゃないかなぁ。

「AQUOS PHONE SERIE」は、性能だけで言うならダントツのトップです。ただ、デザインもダントツのビリかなぁ…。地味というか。

…auに関して言えば、
「URBANO>HTC J One>AQUOS PHONE SERIE>Xperia UL」
の順で好みです。

デザインは、
「HTC J one>URBANO>Xperia UL>AQUOS PHONE SERIE」。
性能は、
「AQUOS PHONE SERIE>HTC J one>Xperia UL>=URBANO」。
コストパフォーマンス(予測)は、
「URBANO>=HTC J one>Xperia UL>AQUOS PHONE SERIE」。

と、いったところでしょうか。
基本的に迷ったら、

デザイン重視で、「HTC J one」。
性能重視で、「AQUOS PHONE SERIE」。
コスト&総合力重視で、「URBANO」。
シリーズものが好きなら、「Xperia UL」。

といった感じに流れて行けばいいんじゃないでしょうか。
僕なら「URBANO」だな。
エレガントなデザイン力、半端じゃない。
softbankの「DIGNO R」に続いて、地味に良い仕事しますねぇ。
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(docomo機種 ※PICK UPのみ)
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[Xperia A]

CPU:1.5GHz クアッドコア
Android 4.1
ディスプレイ 4.6インチ
1,280 x 760(HD)
RAM 2GB
ROM 32GB
バッテリ 2,300mAh
防水防塵対応
約67×131×10.5 mm
約141 g
約630分
約390時間

[Galaxy S4]

CPU:1.9GHz クアッドコア
Android 4.2
ディスプレイ 5.0 インチ
1,960 x 1,08(FHD)
RAM 2GB
ROM 32GB
バッテリ 2,600mAh
約 70×137×8 (最厚部8.9mm)
約134 g
約720分
約360時間

[AQUOS PHONE ZETA]

CPU:1.7GHz クアッドコア
Android 4.2
ディスプレイ 4.8 インチ
1,960 x 1,080(FHD)
RAM 2GB
ROM 32GB
バッテリ 2,600mAh
約 70×138×9.9 mm
約157 g
約750分
約460時間

[Arrows NX]

CPU:1.7GHz クアッドコア
Android 4.2
ディスプレイ 5.2 インチ
1,960 x 1,080(FHD)
RAM 2GB
ROM 32GB
バッテリ 3,020mAh
約 70×139×9.9 mm
約163 g
約680分
約560時間

[雑感]
ちょっとばかり、「Xperia A」、「Xperia Z」、「Galaxy S4」で比べてみました。
スマートフォン・タブレット「お支払いシミュレーション」

Xperia Z>Galaxy S4>Xperia Aの順で値段が高かったです。

一番安いXperia Aで6,240円、Galaxy S4で6,660円、Xperia Zに至っては7,255円。Xpera Aは、Xperia Zと比べると、1,015円も安い。

したがって、二年間フルで使えば、24,360円も安い計算になる。
…でかいねぇ。

多分、富士通のArrows NXや、AQUOS PHONE ZETAは、Xperia Zなどと同じような位置づけ(つまり、富士通のフラッグシップ)でしょうし、7,255円前後になるでしょう。…コストパフォーマンスなら、Xperia A一択のようですねぇ。デザインも良いし。多少のスペックの低さ(いや、正直全然低くないんだけど(笑))には目を瞑りましょう。
→…新作、ZETA、7,780円でした…。絶望した!!!…と、思ったら、MNP的にはあまり問題無いみたい

…あとはまぁ、20日のauの発表会で、手のひらを返したかのように、au(のXperia UL)を絶賛する僕の姿が見れる事を期待して下さい(笑)

とはいえ、今のところ、Xperia A一強かなぁ、といった所です。ただ、発売日が5月17日というのが何とも(笑)
個人的には、できるだけ遅い方が良いんじゃないかなと考えています。6月中旬か、下旬あたりがベスト?多分、Zが欲しかった(けど、高くて手が出せなかったorデカすぎで買う気が起きなかった)層に向けてのプロダクトなんでしょうね。だから、他の機種と比べられる前に売りたかったのでしょう。

要は、春モデル(Xperia Z)を改善(≠スペックアップ)したものが「Xperia A」なのでしょう。
やや、姑息ですけれども(笑)
逆に、大幅なスペックアップを施したのが「AQUOS PHONE ZETA」や「Arrows NX」なのだと思います。
…大衆向けか、マニア向けか、と言い換えた方が良いでしょうか。キャッチーな(売れる)要素を付けたのが前者であり、フラッグシップの側面をより強めたのが後者なわけですね。

…でも、正直、Xperia Aの戦略が一番当たっていると思う。
サムスンと「ツートップ」なんて並べた物だから、より一層ね(^^;
(ヤフコメ、ひどい荒れようだな…)

…そう考えれば、サムスンは当て馬に使われただけなのかもねぇ。…合掌(笑)
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