[iPad] 我々、Apple(もしくはiOS)ユーザにMicrosoft Officeは必要か?

2017年3月22日

Microsoftが「25億ドル売れるiPad版Office」をあえて出さない理由

まず、アプリ内課金云々の前に、Microsoft(以降、MS)にとって、Apple、或はiOS&Macintoshというのは最大のライバルであることを、今一度、認識しておかなければなりません。
(というか、当たり前っちゃあ当たり前ですけどね…(- -;)

Androidは、まだまだMicrosoftと敵対関係という感じではありませんが、Appleとは20年以上にわたり潰し合ってきたライバルなのです。わざわざ倒したいほど憎い相手に「塩を送るような行為(OSシェアを奪われる)」をするような行為をする阿呆がいるでしょうか。
(実際、MacintoshにOfficeを提供した途端、一気にMac人口が増えました

そもそも論になるのですが。

率直に言って、ITに無知なユーザがWindowsを選択する最大の理由はOfficeを使わざるを得ないからです。
…というより、他のアプリを知らない、或は、変わったアプリを取り入れるのが怖いらしいのです。
世の中、初期装備のアプリをありがたがって後生大事に使っている世代が大半です。
それを、今一度、我々ITデベロッパは理解した方が良いと思います。

例えば、「Internet Explorer」を使っている人は、我々Macユーザの中には殆どいません。
勿論、Mac版IEは存在します。
しかし、一度「Safari」や「Chrome」に触れた人間がIEに戻ることは殆どないのです。
(僕の場合、某オンラインゲームにアクセスする時に仕方が無く使う程度です)
※個人的には、国産のブラウザ、「Sleipnir」というソフトがオススメ。
カスタマイズが”必須、かつ容易”なので、”ハイエンド向けのブラウザ”と言えるでしょう。

しかし、”長年使い続けたツールを思い切って変える”という段階まで辿り着く為には、いくつかの葛藤を乗り越えなくてはいけません。

1.私は今使っているツールに不満はあるだろうか?
2.今導入しようとしているツールは安全か?
3.私に取って、このツールは必要なものなのだろうか?
4.私にこのツールを使いこなすことはできるだろうか?
5.今まで使っていたツールを使わないことで不利益はあるか?

…等々、他にもかなりあると思いますが(デザインとか?)、
これらの葛藤を乗り越え、DLするところまで辿り着くまでが本当に長いのです。

それは、有償、無償を問いません。
一度、これらの葛藤を乗り越えたユーザは中級者(ミドルユーザ)となります。
積極的に(特に無償のものを中心に)アプリをDLしてくれるお得意さんになってくれるのです。
(そして、”取捨選択が正確にできる段階”まで行って、初めて上級者になれるのだと考えています)
恐らく、30代以下の世代の大半は、ここに当てはまるのではないでしょうか。
しかし、残りの世代(特に女性)では、その殆どが初心者止まりであることを、我々は認識すべきです。
(参考:人口推計/人口推計

第一に、彼らは、アプリケーションをインストールする、ということ(また方法)を知りません。
第二に、彼らは、Yahoo!等のポータルサイトの使い方やネット通販の使い方を多少理解してはいます。しかし、彼らに取って、インターネットとはそこまでで、残るPCの使い道はWordかExcelだけなのです!(最近知った驚愕の事実でした。特に田舎町では顕著です)
第三に、彼らは、必要以上にコンピュータに触れたいとは考えていません。できることなら関わりたくないとさえ考えているのです。

このようなデジタルデバイド(情報格差)が生じている(特に)日本では、
まだまだWindowsPCは寡占(独占状態)が続いていると言って良いでしょう。

そのようなアドバンテージがある状態で、
しかも、ただでさえ空前の灯火であるところのスマホ&タブレット市場での唯一のアドバンテージ足りうるOfficeを手放す阿呆がいるでしょうか。(それは、今のMacの売り上げを観ただけでも一目できるでしょう)

しかし、敢えて言わせてもらいますが、我々AppleユーザにはOfficeは必要ではありません。
いくつか、その根拠となる理由を考えてみましょう。

まず、第一に、潜在的なAppleユーザにはMSの思想は合いません。
(→参考:WindowsとMacのメリットとデメリットを教えて下さい。
AndroidとiPhoneの違いと言えば、より解り易いでしょうか。

基本的に、バグが無い完璧な製品を求めるタイプはAppleを、
制約が多いことを嫌うタイプはMS(或はGoogle)を選びます。
「完璧主義者」か、「自由主義者」か、と言い換えても良いかも知れません。
→したがって、作業中心のユーザはAppleを、
遊び中心のユーザはMSを選ぶのが良いでしょう。
(この時点で、殆どのユーザがMS製品に流れるものと思われます)

そして第二に、Mac純正の格安アプリ(iWork)で十分だということです。
(為替相場等で変動しますが)Wordに相当するソフト、
Pages“がたったの”850円”で買えるようです。
…なんというか、神ですよね(笑)
勿論、フリーソフトも腐るほどあります。Macで有名どころではOpenOfficeでしょうか。
iOSにもいっぱいありますよ(でも、やっぱりPagesは神アプリ(笑))

そして第三に、そもそもiPadで高度な作業するということ自体がナンセンスだということです。
ハードキーボード一体型のカバー↓なども勿論ありますが、それ使うならノートPC(MacbookAirなど)使えば宜しいでしょう。何も態々タブレットに拘る必要は無いはず。作業効率で言えば、全然Macbookの方が良いのですから。

…この点を考えれば、1000円以下で納まるPagesやフリーソフトの方がコストパフォーマンスとしても全然良いと断言することができるのではないでしょうか。態々5千円ぐらいはするであろうソフトを導入する必要はないはずです(身も蓋もないと言われればそれまでですが)。

大体このあたりでしょうか。
もちろん、もっともっとありますけど(笑)

…とりま、MSにおんぶに抱っこである必要は、全くないということだけは、間違いないです。

【補足】
僕はAppleユーザですが、同時にSONYユーザでもあります。
基本的に、この両者以外のハードはあまり購入しません。
(…いや、別に拘っている訳でもないのですが、自然にこうなります…)

<追記>
今回の記事とは全く関係ないけど、以下の記事が大変気になりました。
<PSVita>人気に偏り お得な3Gモデル不人気の理由とは
僕が持っているのもWi-Fiモデルです。
「どっちにしますか?」と訊かれて即座に「Wi-Fiで!」と言った記憶があります。

いや、正直必要ないんですよね。Wi-Fiとか。
…だって、LTEデザリング対応のスマートフォンとかあるんですもの…。
Vita買うぐらいのハイエンドユーザって、殆どの人が持ってるんじゃないでしょうかね。
だからまぁ、”必要じゃない”んですよね。

それに加えて、さらに通信料とかかかりそー、てか3Gとか(笑)みたいなとこでしょうか。

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