[IT/Service] サブスクリプション(=定額制音楽配信)は音楽業界を救わない?

2017年3月11日

イマドキのサブスクリプションと「3年前」

音楽配信サービスの内、SONYが始めたサービスについては以前取り上げました。
(過去記事:[MusicUnlimited] SONYが、定額980円の音楽配信サービスに本気出して取り組んでいる模様

定額制音楽配信サービスの欠点は、品揃えがどうしても限られてしまうということです。
著作権(=JASRAC)がありますから、
アーティストやレコード会社側が「どうしても定額制音楽配信に頼らざるをえない」という段階まで行かないと、
マイナーで誰も聴きたがらないような楽曲ばかりが配信されることになってしまいます。
…つまりは、サービスの質が落ちてしまうんですね。
となれば当然、会員になりたがる人もいなくなれば、維持したいと思う人もいなくなってしまいます。

残るのは、音楽を聴くことそのものが好きなタイプ(乱聴タイプ)だけになることでしょう。
…日本の音楽ファンの殆どは、アーティスト(アイドルとか?)そのものが好きなタイプが殆どでしょうにね。

…根本的な話になりますが、もはや「音楽」が好きな人というのは殆どいないんじゃないでしょうか。
J-POPという言葉自体「死語(=J-POP(笑))」と言われる時代ですからね。
むしろ、「1.アーティストが好き」で、「2.その曲を聴く」という順番が普通でしょう。

…そう言った意味では、このタイプのサービスはナンセンスということになると言えるかも知れません。
むしろ、「○○」というグループと、「△△」というアーティストの曲全部入りパック、等の方が喜ばれるかも知れませんね。
アーティストからすれば、自分に直接利益が(手取りはあるにせよ)入ってくるわけですから、全然お得だと思います。

…それにしても、この記事の編集者さん、
地下鉄でも使えるようになったからこの手のサービスが使いやすくなった(”環境が整った”)と言及しておられましたが、確かに。
やはり、この手のクラウドサービスの普及にはユビキタス(どこででもインターネットにアクセスできる)な環境が重要なんだなぁ、…と、しみじみ。
(過去記事:[スマートフォン] 地下鉄でも電波を受信できるようになったらしい。

こうなってくると、目下の課題はバッテリの持ちですね。
現状ですと、通勤時間に2〜3時間使っただけで、半分ぐらい電力を持って行かれる端末もざらです。
(ZETA以降は改善されつつあるようですが)
ディスプレイにかかる電力と、通信にかかる電力を徹底的に削減できれば、
音楽機器として、最大限にスマートフォンを振り回せるようになるでしょう。
→音楽視聴中は、ディスプレイを消灯する&曲のDL終了後は通信を遮断するとか、でしょうか。

コンテンツの整備は重要ですが、その前にやることやってからやるのが筋でしょう。
ハードの方も、もう少しバッテリの持ちが良くなればパーフェクトではありますが。
(今は良質な外部バッテリが安く(3千円!)買えるのですが、音楽聴く為に持つのもなぁ、とか(苦笑))

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